風俗遍歴(2)素股性感ヘルス

風俗遍歴


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こんにちは。風俗遍歴の2回目です。

前回は風俗で遊び始めた1996年頃の状況だけ説明して終わってしまいました。
ついにコジコジ青年、風俗店に足を踏み入れました。
初めて入ったお店は「ペロペロガールズ」という店。
今も風俗大手のハレ系さんの初期にあったお店ですね。
聞きなれなかった「素股性感ヘルス」の走りだったお店でした。
素股ってなんじゃ?そんな感じでした。
僕はその当時は、とにかく「フェラチオされたい!クンニしたい!」と
サルの如き頭でいたため、この素股っていうのがいまいちよくわかっていなかったんですが、
流行りに弱い人間でもあったので、メディア露出が盛んだったこのお店で、はじめての風俗を迎えようと決めたのでしたが…
初めて風俗に行った諸兄は皆さん経験があると思いますが、
いざお店へ入ろう!となったときに店の前を何往復したか…
かなりのどきどきでした。
それまで情報収集もしっかりしてきたつもり、
だけれど中で金を脅し取られたらどうしよう…なんて思いを
直前に抱いてしまったのですね。
おそらく5分程度もじもじした後でドアを開けたところ、
やっぱりいかついお兄さんだー!
少し長めの髪を後ろで束ね、耳にはピアス…
殺される…死ぬ…お金は仕方ないけれど、
命あっての物種…
「いらっしゃいませ!」
ん?いらっしゃいませ?
「本日はご予約をいただいておりますでしょうか?」
普通の接客だ…これは殺されないし、死なないし、
それどころかちゃんと受付してくれそう…
「は、初めてなんです…」と伝えると、
「写真を見て選ばれますか?」
かなり丁寧な受付をしてくれて、それでもかなりテンパっていたので
「あ…お、お任せしていいですか?35分で…」
そういうのが精いっぱい。
ここで入会金無しの6500円をお支払い。
おー7時間分のバイト代が!頼む、楽しい結果になってくれ…
いかつい風貌だが超紳士な受付を済ませ、
待合室に通されると、先着の待ち人たちが。
あ、みんな俺とおんなじなんだ…
それまでの緊張が少し和らぐ。
マンガ置いてあったので1話目を読み始めたところで、
「ご案内でーす!!番号札○のお客様~!!」
いきなり呼ばれた!
脈が速くなる!すごい緊張してきた!!
それに、歩くのがぎこちなくなってきたぞ。
人という字を書いて飲むのを3回やって、ついにご対面…の前に
「それではご確認ください、本番行為の強要、その他女の子の嫌がる行為は…」
はい!絶対しません!
「それではお待たせしました…」
カーテンの向こうに、僕の初めてのお相手が立っている。